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たまには、文様の勉強

たまには、文様の勉強

某日、染色補正組合の勉強会に参加しました。
講師は、元着物図案家であり文様研究を長年に渡り続けてこられた西川先生。
帯や着物を制作するにあたり、多くの意匠に関わってこられた立場から、日本の文様についてのお話を伺いました。
普段、染色補正の仕事では「色を見る」「生地を見る」ことに多くの時間を費やします。
復元業務が主なため、作家や販売に関わる方々よりそちらの分野は疎いところがあります。
自身が勉強不足なだけですが笑。

しかし改めて感じたのは、
文様を“読む”視点の大切さでした。

自然への眼差し、季節感、吉祥の意味、そして時代の流行・美意識。
さまざまな背景が形として表されています。

その意味や成り立ちを知ると、また見え方が少し変わってくるのが不思議です。
譲り受けたお品であれば尚更、愛おしさが増せばよいなと思うのです。
2回目になる今回は、参加者の持ち込みによる実際の振袖に表された文様の解説、そして組み合わせからの総合的なお着物に込められた願いを教わりました。

求められたら、どこにでも駆け付けたい。
少人数で目を合わせながら話したい。
いつまで伝えられるか焦っている。

真摯に御教授下さることを、朗らかに「種蒔き」しているんだと仰る西川先生。
私もお客様に丁寧に伝えられる存在になりたい。
職人として集中出来る時間が持てたこと。
有意義な学びでした。
そして、有り得ない程走って作業に戻りました。
野袴パンツ、走れます。